この家の歴史

この家の歴史

旧宮島村役場  現 福島立将 (fukushima rissyo) 邸
studio-taoアトリエ

◇ 設計者 横井貞治(よこいさだじ)M29(1896)~S48(1973)77才没

◇ 略歴M42(1909)12才から西福町の新明棟梁(社寺建築専門)に弟子入りした。
T5(1916)軍隊に入隊し西洋建築を学ぶ。
T8(1919)各地域の社寺建築及び公共物建築設計に従事する。
独学にて西洋建築を学ぶ。
早稲田大学出版部蔵版『日本家屋構造』を教本とした。

当時より藤井助之丞などの影響があった。
T13(1924)宮島村役場の設計計画に入る。

独学で習得した西洋建築工法を独創的意匠により和洋折衷で表現した。
屋根は2層の丸みをおびた寄棟屋根瓦葺(マンサドウ式)で
西洋ドーム屋根をイメージし、正面には半円形の扇形ペディメントで
アクセントにしている。窓はふんどう付の上げ下げ窓で各所に意匠が見られる。
各建具部の装飾なども独創的で社寺風意匠も多い。
宮島村役場完成時にはあまりにもシンプルで美しいデザインに
各方面からの見学者が堪えなかったと聞く。

昭和に入り、松沢村役場や石動高等小学校など設計した。
現在、富山県内において横井貞治設計の残存建築物は旧宮島村役場だけである。

横井貞治 制作の「神棚」と「欄間」 ・随所に意匠創作があり美しい 横井邸にて。

◇ 横井貞治の主な社寺建築

S8(1933)金沢市光西寺の建築

S25(1950)松任照光寺の建築

S27(1952)金沢東別院の三門の建築 など弟子横井正信より伝聞した。

◇ 横井貞治の主な社寺建築S8(1933)金沢市光西寺の建築S25(1950)松任照光寺の建築
S27(1952)金沢東別院の三門の建築 など弟子横井正信より伝聞した。

弟子 横井正信氏 横井正信制作の神棚

旧宮島村役場資料

・役場庁舎建築

昭和3年(1928)

場所 宮島村糠子島字灰谷121-1

宮島村糠子島字前田135-1

・庁舎建築費4,380円(昭和3年6月8日議決)

・設計者及び建築大工
不明(記録不詳の為) 伝聞…設計者 横井貞治
(大正末期から計画、弟子横井正信から伝聞)

建築大工  坂下作次郎、中山彦三、山崎芳太郎

・宮島役場建築委員

高田外次郎、山田栄次郎、川原恒一、稲原源五郎 、吉田與三郎、
細川利吉、中島為次郎

昭和3年3月26日選定    宮島村長  森 八次郎

*庁舎沿革

昭和3年(1928)建築昭和37年(1962)8月1日   小矢部市宮島支所となる。

昭和60年(1985)7月     小矢部市より福島立将へ

昭和61年(1986)移築     所在 小矢部市芹川963-1

移築再生復元 建築棟梁 高橋岩満

平成2年(1990)9月       とやま建築百選

平成13年(2001)5月      国指定の登録有形文化財となる。

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